クロアチア最大スーパーマーケット、仮想通貨の支払い受付を開始!

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クロアチア最大のスーパーマーケットである、Konzum(コンズム)はビットコインによる支払いの受け付けを11月29日からオンライン対応で開始すると発表した。

対応通貨は9種類(BTC、ETH、BCH、EOS、DAI、XRP、XLM 、USDT、USDC、XLM)存在し、これらの通貨を使ってオンライン上で販売品を購入することができる。

Konzumはクロアチアで700店舗以上運営しており、日本で例えるとイオンのような大型スーパー施設に当たるため、今回の仮想通貨決済の導入はバルカン地域に与える影響も大きいと話題になっている。

 

現在、新興国の一部では仮想通貨を労働者の給与として支払うための法案も飛び出しており、深刻化しているハイパーインフレに対抗するためのカンフル剤として期待されている。

市民が自国通貨を信頼しないため、米ドルを保有する傾向にあり、米国の経済的支配から脱することができないのは長年の課題となっているが、エルサルバドルの成功事例に目を向けて自国に仮想通貨の決済インフラを波及させたいと考える国は少なくないだろう。

エルサルバドルは今年の9月に同国でビットコインを自国の法定通貨として認める「ビットコイン法」が可決されている。

現状はオンライン上での買い物でしか活用できない仮想通貨ではあるが、将来的にオフラインで活用することも見越しているようだ。仮想通貨決済の問題点であるボラティリティの変動に対応するため利用者には固定為替レートを保証するなど手厚いサポートを提供し、利用者の呼び込みを行っている。

 

Konzumの取締役会のメンバーは今回の仮想通貨決済導入の取り組みに対して以下のように発言している。
 

大手チェーンとして、約65年間、事業でも技術的な面でもクロアチアをリードしてきた。
これから、急速に発展して将来を変える可能性のある領域を新たにリードしていけることを嬉しく思う。

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