ジャックドーシーがTwitter CEO退任、仮想通貨分野に注力か!?

米国大手SNS企業Twitter社のCEOであるジャック・ドーシー氏が同社の第一線を退いたことが同日付で発表された。近年SNS業界では個人の情報発信に関する規制など風当たりが強まっており、今年はトランプ前大統領との検閲を巡る攻防など、政治に関するトラブルに巻き込まれることも少なくなかった。

今回の退任に関して、ドーシー氏は個人的な決断であり、退任は自身のエゴである事を強調した上で今後の同社の事業に対して、創業者の手から離れて自立していく事を望んでいると発言している。

 

今後は米国決済会社であるスクエア社の経営に専念するようで、ドーシー氏の過去の発言から仮想通貨に関する事業を幅広く展開するのではないかとみられている。

今年の8月にはDEX(分散型取引所)の開設も視野に入れていると自身のツイートで発言していた。

また前々からTwitter上の投げ銭機能にBTCやETHを追加されると噂されており、公式の発表ではないが、こちらも現在機能を開発中のようだ。

 

ドーシー氏はこれまでから仮想通貨に対して強い関心を示しており、ビットコインに対しては「私が子どもだったころのインターネットを思い出させる」と発言している。(スクエア社はBTCを約3億8000万ドル保有)

また、現在問題になっているビットコインのマイニングの問題に関しても電力効率の高い半導体を開発。一部の大規模マイナーだけではなく、一般のユーザーが手軽にマイニングビジネスに参加できるようにインフラを整備するという。

GAFAの創業者達が次々と自身が創業した会社を退任し、新しい新規事業にチャレンジを進める中、ドーシー氏が積極的にクリプト業界に携わることは業界の進歩としても非常に喜ばしいことだ。

 

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