アルゼンチン元大統領がイーサリアムを高評価!イーサリアムは「最も革新的な分散化技術の一つ」である
イーサリアムの共同設立者の一人であるヴィタリック・ブテリン氏が今月18日、アルゼンチン元大統領のマウリシオ・マクリ氏と対談していたことが、マクリ氏のツイッターで公開された。
マクリ氏は自身のTwitter フォロワー約514万人に対して以下のように発言しました。
今世紀最も革新的な分散型テクノロジーの一つであるイーサリアムの生みの親、ヴィタリック・ブテリン氏との魅力的な会合を行いました。ETHコインは、世界で最も高く評価されているコインの一つです。今後の暗号資産の役割と、国家にとってのブロックチェーンの機会提供に関する話をしています。
同国では、自国の法定通貨「ペソ」の国際信用力が乏しく、何度か債務不履行(デフォルト)に陥った経緯がある。
それ以外にも、新型コロナウイルスの流行や、ハイパーインフレなどが起因して、3年連続で景気が後退している状況で、国内の経済状況は苦しい状態だ。
また、2019年には資本規制により外貨の購入に制限をかけられている状況のため、非中央集権的な仮想通貨に需要が集まりやすくなっている。そのため、ビットコイン(BTC)をはじめ、仮想通貨を国の資産とする代案がこれまでも展開されてきたのだ。
またアルゼンチンは比較的電気代が安い国のため、マイニングの適正地として以前から注目が集まっていた。
(一家庭あたり国民月収の割合2%ほど)
今なら政府からの補助金支援も手厚いようで、マイニング事業者が参画するメリットは高いと言えるだろう。
今回ブテリン氏は、WB3.0プロトコルのThe Graphローンチ1周年記念のミートアップに参加するため、アルゼンチン首都ブエノスアイレスに訪問していたことから、マクリ氏との面談が実現したようだ。