スクウェア・エニックスが「分散型ゲーム」に注力!?今後のロードマップなど発表!

スクエアエニックスCEOである、松田洋祐氏は今月1日の年頭所感で、分散型ゲームに関する事業を同社の新規事業として本格的に立ち上げ、推進することを表明した。

ゲーム業界の構造が大きく変わることを考慮して、戦略的にブロックチェーンゲームに取り組んでいくようで、ゲームをプレイするユーザーの様々なニーズにも応えていく。今後のプレイヤーの心理状態として、「Play To Have Fun」(ゲームを純粋に楽しむ)から、「Play To Earn」(遊びながら収益化する)に変化し、最終的には「Play To Contribute」(ゲーム自体に貢献、寄与する)のような多様化するニーズに対応するためにブロックチェーンのスケーラブルな情報基盤が必要になると自身の考えを述べている。

https://twitter.com/manabubannai/status/1477419324348329987

スクエアエニックスが新たに手掛ける事業領域は大きく下記の2点。

  • NFTデジタルカード「資産性ミリオンアーサー」正式リリース
  • ブロックチェーンゲームへの本格参入を検討

スクエニ|ミリオンアーサー

三弾告知_白背景.png

昨年の10月14日から実証実験としてLINEBitmaxにて販売していたNFTデジタルカード「資産性ミリオンアーサー」ですが、一部商品は既に完売しており、いよいよ本格的な事業フェーズへと移行を進めている。

NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」の第三弾として、公式ツイッターでも情報が公開され、積極的にブロックチェーンゲームへの進捗を図っていることが伺えます。

キャラクターシール全10種類、6,000枚の数量限定で1枚500円で発売。※1種類につき600枚

また、2021年12月24日(金)から、「OMJ(おまんじゅう)」を活用した機能を実装した。この「サイプレス」を行うと、NFTデジタルシールのデザインやカラーリング、台詞などが変化するというものだ。

「OMJ(おまんじゅう)」は、NFTデジタルシールを「シールホルダー」に貼っていると貯まるポイントで、現時点では法的な部分を考慮してか、ポイント制を採用している。また20OMGを貯めることでサイプレスが可能となる仕掛けだ。

https://nextupcrypto.com/?p=1959

スクエニ|ブロックチェーンゲーム

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これまでのユーザーが一方的にゲームをプレイするだけの「中央集権的なゲーム」からプレイヤー同士が相互的に関わることができるプラットフォームの提供を目指すという。

当然トークエコノミーをベースとしたデザイン設計を取り入れる予定であり、仮想通貨やメタバースなどトークンエコノミーの世界を構築するための材料や社会的認知がここ数年で進んだことを受けて、同社としても分散型ゲームへと舵を切り出す方針を固めたようだ。

「暗号資産にかかる社会的リテラシーも数年前と比して格段に深まり、受容度も向上しています。今後もこうした社会動向を注視するとともに、ゲームに関わる様々な動機を持った人々の声にしっかり耳を傾けながら、将来的な自社トークン発行も見据え、事業展開を本格化させてゆきます。

https://www.hd.square-enix.com/jpn/news/2022/html/post_244.html

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