【STEPNの聴く版】WEB3時代の音楽配信アプリ「PENTA」の概要、サービスはいつから利用できる?
WEB3時代の音楽配信プラットフォームとして今注目を集めているのが、「PENTA」というWEB3ミュージックプレイヤーです。
近年ではSTEPNをはじめ様々な〇〇toEarnが出ており、話題になっていますが、とうとう音楽を聴くだけでお金が稼げてしまう時代に突入してしまいました。
2022年4月25日にTwitterアカウントが立ち上がり、今後の開発状況やマーケティング情報は順次発信されていくようです。
まだ、情報が少ないプロジェクトではあるので、気になっている人はこちらのアカウントからリアルな情報をキャッチアップしていくことをオススメします。
PENTAとは?
PENTAの主な特徴
- Astar Networkのブロックチェーン上に構築されたDapps(分散型アプリケーション)
- Spotifyアカウントとウォレットを接続してモバイルアプリで楽曲を再生
- アプリの中でHead phone NFTを購入して音楽を試聴することでトークンがもらえる
- Headphone NFTのレアリティやレベルによって獲得できるトークンの量が変動する
PENTAは音楽を聴くだけで暗号通貨が獲得できるWEB3ミュージックプレイヤーのDappsです。
音楽はSpotifyのアカウントからAPIを通して取得し、メタマスクウォレットと接続することでトークンの受け渡しを行います。
Head phone NFTをマーケット内で購入して消費活動を行うことから、STEPNと良く似たシステムで運用されていくことが予想されるため、STEPNを既に使ったことがあるユーザーにとっては馴染みのあるサービスになると思います。
STEPNに関する情報は以下の記事を参考にして下さい。
開発メンバー
現段階ではまだ情報源が少なく、不安材料が多いように見える同プロジェクトですが、開発メンバーは日本人ということもあり比較的安心感があります。
開発環境をAstar Networという日本初のパブリックチェーンをベースにしていることからも、高いシナジーを発揮した日本初のWEB3サービスとして今後のサービスのスケールが期待されます。
代表のプロフィールは以下の通り
代表プロフィール
- 氏名:堤 真聖氏
- 肩書き:株式会社ウォールオブデスCEO/CTO
- 実績
・音楽SNS「Rocket for bands 」アプリリリース (2020年7月)
・株式会社ウォールオブデス設立(2020年12月21日)
・ライブ参戦管理アプリ「OTOAKE」アプリリリース(2021年10月)
堤氏は2020年12月に「音楽領域で世界一の企業になる」というビジョンを基に会社を設立しており、既に音楽版SNS「OTOAKA」など、音楽ライブ参戦記録アプリなどリリースしています。現在では約3,000人のユーザーに使われているようで、音楽好きのユーザーから既に認知されているサービスの一つとして展開しています。
PENTAの開発着手後もこちらのサービスはアップデートを行いながらも継続していくようなので、既存ユーザーはこれからもサービスを使い続けることが可能です。
今後の同社が掲げるビジョンは以下の通り
「世界を変える事業を創りテクノロジーで音楽業界を変える」
登録方法
まだアプリローンチ前なので、すぐにアプリを使うことが出来ませんが、いずれにせよメタマスクなどの暗号通貨ウォレットは必要になるため、まだウォレットを持っていない人は事前準備として先に揃えておく方が良いでしょう。
また、CEOの堤氏が自身のTwitterアカウントでPENTAに関する質疑応答を行なっているようなので、
今後のロードマップや開発状況など気になる方は一度覗いてみると色々と情報のキャッチアップが出来ると思います。
PENTAマネタイズの仕方
PENTAのアプリ内でのマネタイズの仕方はSTEPNと非常に似た仕組みになっています。
PENTAマネタイズフロー
- Headphone NFTを購入
- アプリに反映させる
- 音楽をspotifyからAPIを介して取得
- 音楽を試聴
- トークンが付与される
要は下記のheadphone NFTを購入してアプリ内でNFT同士をミント、レアリティの高いNFTを生み出し、二次流通マーケット(アプリ内でマーケットプレイス解説か?)で売買することで、利益を出すことが出来る仕組みです。
今後のロードマップ
まずは5月7日にイーサリアムのテストネットでプロトタイプがリリース。
10ETH分の付与が終わり次第一旦終了し、β版のローンチに向けて開発を進めていくようです。(β版はAstar Networkにて運用する)
プロトタイプの使用期間中にユーザーが獲得したETHの量に応じてβ版ローンチの際に配られるトークンの量が決定するようなので、早期参入することでスタートダッシュを切ることが可能です。
また、2030年の大台に向けてアーティストが自分の楽曲を自由にアップロード、プラットフォーム内のトランザクションで生まれる音をSoundNFTとして売買できる機能など、アーティストやユーザーがマネタイズできるポイントを増やすことで、DAO(自立型分散組織)をメタバース空間上で運営できるように仕掛けていくようです。
まとめ
日本発のNFTプロジェクトとしては今後の開発に非常に期待したいプロジェクトです。
また昨今のコロナ禍の影響から、これまでのように音楽フェスという、リアルにファンとアーティストをつなぐメタフィジカルな交流の場が失われてしまったことによる、熱量の喪失や一方通行となってしまったファンとアーティストとの関係性など、現在の音楽エコシステムの課題に一石を投じるサービスとなれば、日本の音楽シーンにも良い影響を与えてくれるでしょう。
とはいえ、まだ立ち上がり直後のプロジェクトであるため、しばらくは今後の速報にアンテナを張りながら、気長にプロジェクトの進捗を待ちながらエコシステムの発展の貢献していきたいところです。