ウォレットに仮想通貨が表示されない時の対処方法

ウォレットにコインを送ったのに表示されないという質問をよく見かけます。
ここでは、仮想通貨(トークン)のコントラクトアドレスを検索する方法を画像付きでわかりやすく解説します。
ウォレットには予め表示されているコインもあれば、自身でトークン追加をしなければ表示されないものもあります。ウォレットにコインを表示するためには、まず仮想通貨ごとに異なる「コントラクトアドレス」というものを探します。

MetaMask(メタマスク)に仮想通貨を追加する流れを解説

新しくウォレットにトークン(仮想通貨)をする方法は、以下の手順です。

1.追加したいトークンのチェーンネットワークを確認する
2.仮想通貨の情報サイトでコントラクトアドレスを検索する
3.公式サイトやTwitter、telegramの公式チャンネルでコントラクトアドレスを調べる

ウォレットはビットコイン(Bitcoin:略称 $BTC)をはじめとした、仮想通貨の保管以外でも、dappsでDeFiへ接続するなど利用するシーンは多くあります。また、アルトコインと呼ばれるBitcoin以外の仮想通貨を売買するにも必要になります。今回解説するのは、分散型取引所(DEX)に上場している様々なトークンを追加する手順になりますので、必ずブックマークして保存しておきましょう。

STEP1.追加するトークン(仮想通貨)のチェーンネットワークを確認

新たにトークンを追加して、受け取りたいチェーンネットワークを確認します。
今回はBSC(Binance Smart Chain)にBUSDを追加してみましょう。
チェーンネットワークの追加やトークン追加は、こちらの記事で詳しく解説しています。

STEP2.コントラクトアドレスを検索

コントラクトアドレスとは、簡単には仮想通貨(トークン)を特定する住所のようなものです。
売買の契約から受け渡しまで自動で取引してくれる、スマートコントラクト上で取引するために必要な情報です。
仮想通貨を取引すると、トランザクションID(略称:TxID)としてブロックチェーンに契約内容が書き込まれます。

予備知識はこの辺りにして、実際にコントラクトアドレスをコインマーケットキャップ、コインゲッコーなどのサイトで検索してみましょう。

コントラクトアドレスを取得する

ウォレットに追加したいコインのコントラクトアドレスを調べる必要があります。
ここでは、筆者も毎日みているコインマーケキャップで、BSC(Binance Smart Chain)に$BUSDを追加するためのコントラクトアドレスの検索方法を画像付きで解説します。

コインマーケットキャップ|仮想通貨の検索方法

コインマーケットキャップの画面が表示されたら、右上の「通貨検索」にBUSDと入力します。

コインマーケットキャップ|BUSDでの検索結果

仮想通貨の検索結果が表示されます。
BUSDは正式にはBinance USDであることがわかります。「Binance USD BUSD」をクリックします。

コインマーケットキャップ|BUSDのコントラクトアドレスを取得

Binance USD BUSDの画面が表示されたら、コントラクト一覧で「More」をクリックします。

コインマーケットキャップ|BUSDのチェーン選択

チェーンの一覧が表示されたら、□の重なったアイコンをクリックしてコントラクトアドレスをコピーしましょう。

STEP3.公式サイトやTwitter、Telegramなど調べる際の注意点

コインマーケットキャップやコインゲッコーで検索しても表示されない場合、まだListing(登録)されていない可能性があります。その場合には、公式サイトやTwitterをはじめとしたSNSで調べることになります。サポートを装い、DMで偽のコントラクトアドレスを送ってくる場合もありますので、気をつけましょう。どうしてもわからない場合はLINEオープンチャットなどのコミュニティで確認するなど、既に登録している方からの支援を得ましょう。

取得したコントラクトアドレスでMetaMaskへのトークン追加の流れをわかりやすく解説しています。
トークン追加がわからない方はこちらの記事を参考に追加してみてください。

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