【最新版】初心者にオススメ!国内主要NFTマーケットプレイス3選
Coincheck NFT(β版)
プラットフォーム名 | Coincheck NFT(β版) |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
取り扱いのあるNFT | デジタルコンテンツ 『CryptoSpells』『The Sandbox』『NFTトレカ』etc |
ブロックチェーン | イーサリアム(オフチェーン運用) |
決済通貨 | コインチェックで取り扱いのある13種類の暗号通貨 |
対応ウォレット | Coincheck NFT専用ウォレット |
Coincheck NFTは暗号通貨取引所を運営するコインチェック株式会社が運営する日本で初めてのNFTマーケットプレイスです。
NFTのトランザクションを直接ブロックチェーンに記録しない(オフチェーン方式)でネットワークの運用を行なっているため、Gsa代(手数料)を支払う必要性なく、利用できることが最大の特徴です。
コインチェックに預け入れている資産を使って同マーケットのNFTを購入できることからメタマスクなどの外部ウォレットと紐付けることなく、コインチェックウォレットに保管している暗号通貨でNFTの取引を行うことが可能です。勿論、秘密鍵の保管など必要無いので初心者でも安心して使うことができるでしょう。
こんな人にオススメ
- 初めてNFTを触る人
- コインチェックの取引口座を既に開設している人
- NFT売買時のガス代をが気になる人
Coincheck NFTを使う前に気を付けるポイント
- 取引手数料が高い
- スケーラビリティが弱い、購入したNFTをオンチェーン上で取引しにくい
口座開設がまだの人はこれを機に一度使ってみては如何でしょうか?
LINE NFT
プラットフォーム名 | LINE NFT |
運営会社 | LVC株式会社 |
取り扱いのあるNFT | デジタルコンテンツ(よしもとNFT劇場、資産性ミリオンアーサーetc) |
ブロックチェーン | LINE Blockchain |
決済通貨 | LINK、LINE Pay(日本円) |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet |
LINEが新しく手掛ける「LINE NFT」はLINEのアプリを使っている人であれば簡単にウォレットの開設を行い、同マーケットに出品されているNFTを購入、出品、交換などの一連のNFTの取引に関する体験を行うことが可能なので、暗号通貨やNFTの馴染みのない多くの日本人にとって最も使いやすいNFTマーケットプレイスであると言えるでしょう。
現在販売されている主なコンテンツは下記の通り
スクエア・エニックス初のデジタルアート「資産性ミリオンアーサー」の基盤技術に「LINEブロックチェーン」が使われていることも話題になりました。
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こんな人にオススメ
- 初めてNFTを触る人(日本円で決済できるので、コインチェックNFTより扱いやすい)
- 他の暗号通貨取引所の口座も開設していない人
- ガス代を気にせず取引したい人
購入したNFTは「LINE BITMAX Wallet」に保管できるので、メタマスクのような外部のウォレットアカウントを作る必要はありません。NFTを購入するには2通りのルートがあり、「LINK(LN)」で購入するか、日本円を銀行口座からLINE Payに送金してて決済するか、どちらか選択することが可能です。
LINKを使って購入する場合、事前にLINE BITMAXの口座を開設しておく必要があるので、まずは気軽に開設だけしておきましょう。
また、「LINE NFT」を使うことによるデメリットはLINEブロックチェーン以外のブロックチェーンとの相互取引
が行えないことです。Meta Maskとの互換性も無いので、使い慣れた人にとっては物足りないと感じることも多くありそうです。
LINE NFTを使う際のデメリット
- 他のNFTマーケットプレイスとの取引が出来ない
- 取引できるNFTの種類が少ない(流動性が低い)
AdambyGMO
プラットフォーム名 | Adam by GMO |
運営会社 | GMOアダム株式会社 |
取り扱いのあるNFT | デジタルコンテンツ(アート、音楽、エッセイなど) |
ブロックチェーン | Ethereum(Solidity) |
決済通貨 | ETH、日本円(クレジットカード・銀行振込) |
対応ウォレット | MetaMask |
「Adam by GMO」とはGMOインターネットグループ傘下のGMOアダム株式会社が2021年8月からサービス提供を開始したβ版のNFTマーケットプレイスです。
国内大手企業が展開しているNFTマーケットだけに、信頼性やサイトのUIなど非常に使いやすいものになっています。また、開発コンセプトが『Eコマースのような、いままでのネットと同じインターフェースでNFT体験ができること』という思想の基、開発が進められているため、クレカや銀行振り込みとったような従来のECサイトにおける決済手段と全く変わらない手法でNFTを売買することが可能です。
また、人気YoutuberのNFTを取り揃えているところも、同プラットフォームの特徴です。
一例では人気Youtuberヒカル氏の動画コンテンツや、動画から派生したアート作品などがマーケットに出品され、総額200万を超える金額で落札されています。
他にも「K-1 WORLD GP」を運営する株式会社M-1スポーツメディアが過去の名試合を動画コンテンツとして出品するなど、オリジナルコンテンツが充実しています。
こんな人にオススメ
- 初めてNFTを触る人(日本の企業が作っているので、日本語対応でわかりやすい)
- 人気Youtuberの動画コンテンツやアート作品に興味がある人
- 保有者限定のコンテンツをGETしたい人
初心者でも手軽に始めることが出来るというメリットがある一方で、気を付けなくてはいけない点はロイヤリティの高さです。仮にロイヤリティ2.5%のアイテムを購入し、二次販売した場合、二次販売成立時に手数料として売上金額の5%、ロイヤリティとして売上金額の2.5%をクリエイターに支払う義務が発生します。
また、現在イーサリアムネットワークを使っているため、ETHを使用して取引をした場合、高額のガス代が発生していることが問題になっているため、今後はPolygonなどガス代が安いネットワークに乗り換える可能性が高そうです。
Adam by GMOを使う際のデメリット
- ETH建てで購入する場合ガス代(ネットワーク手数料)が発生する
- 二次流通品を購入する場合、ロイヤリティが発生する
- 現時点で一般ユーザーが出品できない(現在β版のため、NFTアーティストしか出品できない)
海外オススメマーケットプレイス OpenSea
世界中で最も使われているNFTマーケットプレイスであり、初心者にもオススメなサービスが「Open Sea」です。
海外サービスなので、日本語対応はしていませんが、Google翻訳などで簡単に和訳すれば、UIはわかりやすい仕様になっているので、アカウント開設だけでも済ませておくことをオススメします。
OpenSeaのはじめ方は下記の記事で紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
まとめ
最近になって国内マーケットも大手事業者が複数参入してきたことで、NFT事業への新規参入の熱がかなり高まっています。現在マーケットのシェアを握っているプラットフォームも今後の新規参入事業者のサービス内容によっては、首位を塗り替えられる可能性は多いにあるので、どの市場が今後のデファクトスタンダードになるのか、継続的に情報をキャッチアップしていき、最適なマーケットを選択するように心掛けていきましょう。