仮想通貨（暗号資産）投資を始める前に
仮想通貨(暗号資産)への投資や、NFTを購入しようと検討してされている人の中には「まずは、何から始めたらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、仮想通貨投資を始めるまでの流れについて詳しく解説していきます。
仮想通貨投資を始めるまでの３ステップ
仮想通貨投資を始めるステップは大きく分けて３つあります。
「国内取引所の口座開設と本人確認」→「日本円入金」→「仮想通貨の購入」の3つです。
次に、利益が出た場合の日本円への換金方法として「仮想通貨の売却」→「日本円」を理解しておけば、仮想通貨の運用を始めることができます。
口座開設・KYC（本人確認）
簡単には、国内取引所にて口座開設のお申込み（仮登録）→KYC（本人確認）の流れとなります。
日本国内で仮想通貨を購入するためには、仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。
まずは、仮想通貨取引所のサイトで新規登録をしましょう。新規登録を完了すると入力されたメールアドレス宛に登録確認メールが届きます。
次に、実際に取引を行うために、KYC（本人確認）を行います。KYCは運転免許証や健康保険証、パスポート、住民票などの身分証明証が必要となります。郵便にて口座開設の書類の受け取りを確認したのちに口座開設という場合もありますが、顔写真の載った証明書であれば、手順に従って顔認証を行うことで、即日開設ができる場合もありますので、できるだけ顔写真の載った身分証明書をご用意することをお勧めします。
日本国内の仮想通貨取引所は、本人確認が義務付けられています。
仮想通貨取引所への日本円の入金
簡単には、銀行などから日本円の送金→仮想通貨取引所での着金確認の流れとなります。
仮想通貨取引所で口座を開設を終了した後は、仮想通貨を購入するための資金として、取引所へ日本円を送金します。取引所への入金方法には主に、銀行振込やコンビニ入金、ペイジーなどで入金を行います。ここでは誰でも扱い易い主な入金方法として、銀行振込での送金方法を解説します。
まず、開設した仮想通貨取引所にて、振込先の銀行口座を確認します。
銀行振込での注意点としては、振込人名義が指定されていることに注意しましょう。口座開設者以外の他人名義の口座からの送金は、仮想通貨取引所では受け取ることができませんので要注意です。
海外取引所などで俗にいう、アルトコインを購入したい場合には、国内取引所で送金できるリップル（XRP)などを購入し、海外取引所へ送金して、ペアとなっている仮想通貨と交換したのちに、購入したいコインと交換することができます。国内取引所以外では日本円で直接仮想通貨を購入することはできませんので、将来のために覚えておきましょう。
仮想通貨の購入
仮想通貨取引所に日本円の着金を確認したら、365日24時間、すぐに仮想通貨を購入することができます。
仮想通貨取引所には、販売所と取引所の二つの形式があります。
販売所では販売者が提示する金額で、購入したいコインの枚数分を購入することができます。販売所での取引では、仮想通貨取引所に購入手数料を支払う必要があります。
取引所では、同じく既に購入者である方が売却を希望しているものを購入することができます。取引所は仲介役として、ここの投資家からの希望価格が記載された板取引を行うことになります。売却希望者と直接取引を行うため、購入手数料を抑えることができます。
ここまでの流れで、仮想通貨を国内取引所にて購入することができます。
仮想通貨の売却
仮想通貨の購入と同じく、販売所と取引所での売却があります。
販売所では、売却したい枚数を指定することで、素早く日本円に換金することができますが、売却手数料を支払う必要があります。
取引所では、売却したい枚数を成り行き注文、指し値注文を選び、自分の希望する価格で予約注文として、売却することができます。指値注文を行うこともできます。
まとめ
仮想通貨はボラリティリティ（価格変動が激しい）が高く、相場を眺めていても、いつ買えばいいかわからないという人も多いかと思います。一度の多くのコインを購入するのではなく、何度かに分けて購入することで平均取得価格を一定に保つことができます。これをドルコスト平均法といいます。リスクヘッジをしながら積み立て投資として仮想通貨投資を実際に始めてみてください。
国内取引所の口座開設がお済みでない方は、画像を使ってわかりやすく解説しています。
この流れで、理解を深めるためにも、仮想通貨の口座も開設してみてください。
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