Twitterがイーサリアムの投げ銭機能を追加、暗号通貨の流動化に期待！
Twitterは今月17日、イーサリアム（ETH）の投げ銭機能をモバイルアプリに導入したことを発表した。
同社は昨年9月にビットコイン（BTC）の投げ銭機能を追加しており、今回のETHの投げ銭対応は暗号通貨では2番目に対応したものになる。
自身のTwitterアカウントに投げ銭機能を追加する手順は以下の通り
- プロフィールページ表示
- 編集ボタンをタップ
- tips→許可をオン
- イーサリアムのアドレスを入力
基本的にはビットコインの設定の手順と同じである。
（ios、Androidアプリ対応なので、WEBブラウザからは登録出来ないが、BraveブラウザからはBATの送金ができる）
ビットコインの投げ銭はStrikeというアプリと連携させることでライトニングネットワークを使った送金が可能になるそうだが、日本ではまだ未対応（現状は日本の交換所や販売所で生成されるアドレスのコピペしか出来ない）
※ライトニングネットワークとはブロックチェーンの外にペイメントチャネルという送金経路を作り、チャネル内でトランザクション処理を行うことで処理の効率化を行い、送金スピードと、手数料のコストを最小限に抑える手法である。
また、昨年同社を退社したジャック・ドーシー元CEOが代表を務めるBlock社で、モバイル決済サービスCash Appを通してライトニングネットワークとの統合を発表したことで、手数料なしでビットコインの送金を可能にする機能が実装されることに期待が持てるため、実用化されれば急速に普及することになるだろう。
イーサリアムもビットコイン同様に送金手数料が送金額と逆鞘になる可能性が高いので、オンチェーンではなくセカンドレイヤーを介した送金手段が必要になると考えられているので、少なくとも日本で実用的に利用され出すのはもう少し先の話になるかもしれない。
また、Twitterは先月に「Twitter Blue」という定額サービスを利用するユーザーがMetaMaskやCoinbase Walletなどのウォレットと連携させることでイーサリアムベースで発行されたNFTをアイコンに選択できる機能を実装。
SNS界隈でも六角形にNFTアイコンを設定するユーザーがここ最近で増加し、話題になっている。
