ビットコイン価格下落の中、採掘難易度は過去最高を記録

ビットコインネットワークは採掘難易度(ディフィカルティ)が、26兆643億と過去最高を記録し、通貨の価格自体は弱気相場が続いているが、ビットコインマイニングの需要は高まっているようだ。

ディフィカルティとは、マイニングの難易度の事で、採掘難易度の調整は2週間に1度行われ、ビットコインのブロック生成の時間が平均の10分に設定されるようになっている。

マイナーの新規参入や事業撤退などによって比例するネットワーク全体のハッシュレートの増減によって変動するブロック生成時間の調整を行うことで、マイナーへのインセンティブの平準化スケジュール通りのBTC発行を促している重要な役割を担っているのだ。

基本的にはトランザクションの承認量とディフィカルティの難易度は相関関係にあるため、昨年中国でマイニングが禁止された際には大きく下落している。

元々中国でマイニング事業を行っていた事業者が海外に拠点を移し、マイニングを再開したことで 2021年8月以降はハッシュレートは順調に回復しており、ビットコインネットワークでは26兆6430億の史上最高値を記録している。

電気代実質値上がりやマイナーの増加、採掘難易度の上昇、ETHレートの低下など全てマイニング市場にとって、全てがマイナスに働く要因になっおり、PoW(プルーフオブワーク)マイニングの限界ではないかという声も挙がっている。

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