米コインベースの成長が鈍化、純利益が昨対比で75%減に!

コインベースの第三四半期の決算報告で、純利益が75%減少したと発表されました。
また、取引量、収益、月間取引ユーザー数全てにおいて第二四半期より減少したとされており、これまで順調に成長を続けていた事業に対して一旦調整が入る形となった。

このような情報を見ると一見ネガティブな材料として見受けられそうだが、前年同期比で比較すると、純利益が4億610万ドル(約460億円)と前年同期の5倍。売上高は約4倍の13億1190万ドルを計上しているため、中長期的な視点では着実に成長しており、必要以上に不安を煽る必要はないだろう。

また、第三四半期の特徴としてBTCとETHの取引量が大きく下落した反面、アルトコインの取引量が増加。

CoinbaseのCEOであるBrianArmstrong(ブライアンアームストロング)氏は、決算発表の中で、以下のように発言しており、今後のNFTマーケットの需要を見据えてInstagramのようにユーザーにとって自由に自己開示ができるソーシャルNFTプラットフォームを作ることに意欲を見せている。
彼らのロードマップでは2021Q4、遅くとも2022Q2に立ち上げを行う予定で進めているようである。

「NFTに非常に興奮しています。これは、将来、暗号通貨にとって非常に大きな領域になるでしょう。」

https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-11-09/coinbase-slumps-after-reporting-lower-than-forecast-revenue
https://twitter.com/domidom88/status/1458208973140934656

思わぬ打撃を受けたコインベース株だが、足元ではビットコインが過去最高値を叩き出しており現在、1BTC=約751万で推移している。
このような好材料が揃っていることからもことから、2021Q4の数字はQ3を大きく上回ると予想しており、
コインベースの更なる躍進が期待されている。

関連記事一覧

U-NEXT - プレミア配信中!『マトリックス レザレクションズ』
無料トライアル