米バイデン氏インフラ法案に署名ートラベルルール導入に注目!

トラベルルールとは、暗号資産交換業者に対して、暗号資産の移転に際し、その移転元・移転先に関する情報を取得し、移転先が利用する暗号資産交換業者に通知することを求める規制のことを指す。日本では一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に2022年4月を目処に導入を目指すように求めている。
 
 暗号資産におけるカストディサービスは、暗号資産取引所の役割としては、法定通貨と暗号資産を交換することで、資産を保有することができますが、暗号資産を取引所に預け、管理してもらうということになります。
トラベルルールは、今後において世界で暗号資産が流通する中で、大きな役割を示す一つのガイダンスです。

カストディサービス

 仮想通貨のカストディとは「管理」「保管」を意味する言葉であり、所有者に代わり仮想通貨の保管や管理、移転を行うことです。想像しやすいのは取引所のウォレットです。仮想通貨取引所がカストディ業務を行うことで、仮想通貨は安全に保管されています。仮想通貨をハッカーなどから守り、所有者が不利益を被らないよう安全に管理されているのです。

 業者が幅広くモノやサービスの支払いに暗号資産を受け入れるようになる可能性から生じるリスクに対し、明確な形で資産の管理・運用がなされるようになれば、多くの投資家が仮想通貨市場への参入を考えるきっかけにもなります。非中央集権型の暗号資産においてこのような管理システムが普及することは、世の中に暗号資産が流通するのに大きな役割を果たすかもしれません。

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