任天堂がNFTの活用方法を検討!?ゲーム業界に浸透する 「Play-to-Earn」

任天堂は今月3日の決算報告書の発表後に、MST Financialのシニアアナリストであるデビッド・ギブソン氏からライブで、以下のようなNFTに関するQ &Aが展開された。

Q)メタバースとNFTについてどう考えているか?

A) NFT分野に興味はあるし、可能性も感じているが、この分野でどんな価値を提供できるか、これは今すぐには定義できない

ゲーム業界のNFT分野参入事例

任天堂はNFT分野に対して一定の興味関心は示しているものの、こちらの分野の参入に関しては慎重な姿勢を示している。

現在国内のゲーム会社ではスクエアエニックスがブロックチェーンゲームへの投資を積極的に行っており、ゲームそのものを中央集権型から分散型へ拡張させるためにトークンエコノミーを大前提にした「Play-to-Earn」の世界観を重視したゲーム開発を行なっていくとしている。

フランスに本社を置くコンピューターゲームの開発企業であるユービーアイソフトは「ユービーアイソフト・クォーツ」というNFTプラットフォームを開発している。しかし、ゲーム内に実装した「Digit」(NFTトークン)の取引によって生じる環境負荷問題や、ゲーム外のNFTトークンの取引時のトラブルに対しては一切関与しないという同社の対応に批判が集まっており、既存のゲーマーからの反応はかなり悪いものになっている。

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