Googleの親会社アルファベットが、主力サービスにブロックチェーン技術を検討!
Googleの親会社、アルファベットのサンダー・ピチャイCEOは今月の1日に同社がブロックチェーン技術に着目し、主力サービスに統合、追加していることを検討していると発表した。
アルファベットの第4四半期の決算説明会やExpovistaTVのインタビューにて、記者からWEB3に関する意見を求められた際にピチャイCEOは以下のように発言している。
「革新があるときはいつでも、私はそれが刺激的だと思うし、我々はできる限りサポートしたい(中略)ウェブは常に進化を続けている。グーグルとして、我々はオープンソース技術から多大な恩恵を受けている、だから我々はそこに貢献しようと思っている」
今年度から本格的にブロックチェーン領域へと参入してくるようだ。
同じGAFA企業である旧Facebook(現Meta社)が「※Diem」などのステーブルコインのプロジェクトに取り組むなど、積極的に参加していたことと比べると、これまでGoogleにあまり目立った動きはなかったが、今年に入り新たに、ブロッックチェーンなどの次世代分散型コンピューティングとデータストレージに特化したユニットを仮想・拡張現実関連の研究を行う部署に設置するという。
(※FacebookがLibraプロジェクトとして立ち上げた国際的に活用できるステーブルコインだが、FRBや世界中の中央銀行からの反発を受け発行を断念。ディエム協会は、知財を含むグループの資産を米国の銀行系持株会社であるシルバーゲートに売却している)
また、Googleのキャッシュレスサービス「GoglePay」は多くの暗号通貨取引所を業務提携を行っており、
彼らのペイメントサービスとの連携も期待されるところではあるが、今回のインタビューでピチャイCEOの口から暗号通貨に関する取り組みについて明言はされなかった。
Googleはブロックチェーン技術に関しては後発的な取り組みになりだけに、今後の巻き返しに期待いたい。