ウクライナDAOがNFT販売を通じて600万ドルを調達、ウクライナへの物資供給を支援！

ロシア侵攻による被害から復興する為に、ウクライナDAO「自立分散型組織」は今月の2日に販売したウクライナ国旗が描かれたNFT（非代替性トークン）の売上を含む2,285ETH（約7億7000万円）の調達を同日に完了したことが分かった。

ブロックチェーン分析企業エリプティックの調べによると、これまで販売されきたNFTの中で10番目に高額であったという。

NFTの販売はNFTに共同入札できるPartyBidのオークションとして開催され、寄付者は、金額に応じてERC-20トークンであるLOVEトークンを受け取ることになる。記事執筆時点ではNFTは細分化されてなく、資金もまだ配分されていない。

また、ウクライナDAOの創業メンバーはロシアのフェミニストパンクバンド「プッシーライオット」や、Trippy Labs、PleasrDAOのメンバーによって作られている。元々ロシアのプーチン大統領に対して批判的な思想を持ち合わせていたことから、今回のDAOを立ち上げたに至るようだ。

プーチンがウクライナで始めた戦争に苦しむ人々を支援するウクライナの市民団体に寄付するための資金を集めることが目的です。

ウクライナの国旗のNFTを購入する予定です。

ウクライナに多くの支援と愛を

これまでウクライナ政府のウォレットアドレスにはBTCや、ETH、TRX、DOTをはじめとするクリプトの寄付が行われており、今月2日の時点で約3,400万ドル（約39億円）に相当するようだ。（69%の大部分はBTC、ETH）

これらの暗号通貨はウクライナのNGOに送られており、ウクライナ軍の食料や燃料費などに使われている。