NFT市場の民主化の実現、楽天が現代アーティスト作品をNFTアートとして発売へ

楽天グループ株式会社は今月25日にローンチを控えている同社開発のNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」で、現代アーティストが手がけるアート作品を同プラットフォーム上で展開していくことを発表した。(発売開始時期は5月以降を予定)

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「Rakuten NFT」のサービス内容は以下の通り

・NFTがクレカや楽天ポイントで買えて、ポイントも貯まる
・楽天が開発するプライベートチェーンで発行
・同社のCtoCマーケット内でNFTコンテンツの取引を行うことが可能

アートパワーズジャパンによるNFTアートの第一弾として、国内外で高い評価を集めている、三沢 厚彦氏、中村 ケンゴ氏、山口 典子氏などによる作品が展開されていくようだ。

同サービスは楽天が提供するNFTをユーザー同士で売買するだけでなく、デジタルコンテンツの所有者=IPホルダーがブロックチェーンに関する知見を持ち合わせていなくてもマーケットに参加することができ、ロイヤリティを日本円ベースで受け取ることができる仕組みを提供する。

楽天は約1億人を超える会員情報を有する、盤石な楽天経済圏を築いており、これらのユーザーに対して70以上の楽天サービスを提供することが可能だ。
ユーザーが保有する権利書=NFT作品は次のユーザーに販売した際にはIPホルダーに2次流通ロイヤリティーが入ることで継続してアーティスト活動の支援を行うことにつながる。また購入者は自身の楽天ポイントが貯まるなど、双方にとってwin-winな関係性を構築することが魅力的だ。

今回、NFTアートを展開する一般社団法人アートパワーズジャパンは今後のビジョンについて以下のように発言している。

メディアアート、パフォーミングアート、インスタレーションなど、販売や保存が難しいとされている形式の作品や、プロジェクトベースで制作された作品などをNFT化して蘇らせることを検討しています。、茶の湯、生け花などその瞬間、時間でしか体験できないようなアートを、動画やVRを活用してNFT化するも計画しています。
さらに将来的には、若手アーティストのグローバル展開の支援や、アーティスト応援コミュニティの創設、NFTアート作品のメタバース上での展示、販売も視野に入れ、長期的な展望を持ってコンテンツを提供します。

https://coinpost.jp/?p=322412

「Rakuten NFT」のサービスが開始される今月の25日(金)19:00〜サービス内容をわかりやすく説明する説明会が開催されるようで、その場でどのよな発表が行われるか非常に楽しみである。

https://twitter.com/RakutenNFT/status/1495324011248893955

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