エルサルバドルがBTC暴落も追加購入 !| 410BTCを1500万ドルで購入

エルサルバドル大統領のブケレ氏はビットコイン暴落のタイミングを見逃さずに410BTC(約17億円)の買い増しを行なったことを発表した。

ブケレ氏は自身のTwitterで410BTCを1,500万ドル(約17億円)で買い増しできたことを割安で購入できたと発信しており、変わらずBTCへの投資を継続していく姿勢だ。

前回の買い増しは昨年12月に21BTCを購入しており、同国のトータルのBTC保有量は1801BTC(約72億円)
まで達している。

一方、ビットコインの暴落によって同国は2000万ドル(約22億円)の含み損を出しており、現段階においては財政面にへのダメージも大きい。

それでも同国はビットコインを軸に新たな金融スキームを生み出しており、直近では中小企業向けの低金利のBTC建てローンの提供を行なっている。

エルサルバドル政府の技術・経済・国際情勢部門Mónica Taher部長は銀行よりも低金利のビットコイン建てローンの提供を行なっていくことを明言しており、SDGsなどの国際目標にも挙げられている「金融包摂」が実現された世界中の全ての人々が金融活動に参加できる仕組みをビットコインを通して実現しようとしている。

同国には、銀行口座を持たない中小企業の数は約120万社も存在し、これらの企業は銀行から高額のローンを強要されており、財政面において非常に苦しい状況であるという。

昨年9月にビットコインを同国の法定通貨として採用した理由も、これら資産を多く持たない社会的弱者が自由に経済活動に参加することを主な目的として置いており、似たような境遇に立たされている多くの途上国の国々から注目が集まっている。

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