ビットコインとうとう5万ドルラインに到達!今後の価格予想は!?
ビットコインが短期的な下落トレンドに入り、市場価格が5万ドル代に割り込む形になった。
価格低下のトリガーとして考えられる主な要因は以下のとおり
- 米国の超金融緩和政策によるドル高
- 大口クジラによるビットコインの大量購入
一般的にドルが上がれば、仮想通貨全般的に下がる傾向が強く、ビットコイン→米ドルに換金する層が増えているのかもしれない。
他、クジラによるBTCの購買活動は依然として続いており、4日連続で提灯買いが行われたと一部メディアは報じている。
現在では価格を回復させており、6万ドルに近い推移まで戻しているので、ここからの値動きは投資家にとって気になる点だろう。
ジェネシス・グローバル・トレーディングで市場インサイツの責任者を務めるノエル・アチソン氏は今回のBTC価格の動きに関する一連の動きに関して以下のように発言している。
「今回の調整は強気相場における自然な上昇一服、あるいは健全なレバレッジ解消のようなものだ」と指摘。「一方で、一般での認識は継続的に広がっており、普及が拡大し、市場インフラの開発も進み、ソフトアップグレードは先行きビットコイン利用がさらに一段と進む土台を作る」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-11-19/bitcoin-falls-almost-20-since-record-as-crypto-bulls-retreat
今回の価格下落は市場調整として一旦冷却する必要がある意図的な出来事であるということだろう。
ビットコインの大型アップデートでいうと先週「タップルート」が実装されたが、次に控えているソフトフォークは以下のようなものが考えられている。
- SIGHASH_ANYPREVOUT
- ドライブチェーン
- クロスインプット署名集約
これらの提案が実際にビットコインのシステムに取り入れられるかは不明だが、いずれもビットコインのプライバシーの向上とコスト削減を両立できるものであり、市場インフラの発展と共にどのように社会に浸透していくのか今から楽しみだ。