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人気ドラマ「イカゲーム」に便乗の仮想通貨詐欺=一時2400%まで急騰

Netflixにて今年配信され、世界各国で非常に高い評価を獲得した韓国ドラマ「イカゲーム」。
 同作では、「だるまさんがころんだ」などの昔ながらの遊びを取り入れた、誰もわかるシンプルな内容が特徴となっており、多額の借金を背負うなど難しい事情を抱えた人々が、この死と隣り合わせのデスゲームを勝ち抜き、大金を手にすることを目指す。

 ゲームは「だるまさんがころんだ」から開始。特徴的な大きな女の子の人形が鬼役となり、「だるまさんがころんだ」と言うあいだにフィールドを走り、振り向いた際には静止して、フィールドの反対側にたどり着くことを目指す。もし振り向いているあいだに動いてしまうと射殺されてしまう。

 世界で大ヒットしている韓国発のNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」に便乗して利益を得ようとした仮想通貨「$SQUID」がある。開発者はオンライン版『イカゲームプロジェクト』などに使われると虚偽の宣伝した。
 CNNは1日CoinMarketCapを引用し、同日1コインあたり2861ドル(約33万円)まで急騰した「SQUID」の価格が急落し、詐欺の影響でわずか5分で0.00079ドルまで下落したと伝えた。

「$SQUID」の開発者は、ラグプルと呼ばれる手口で投資者の資金を奪った。ラグプルは開発者が仮想通貨を全て現金化して搾取する詐欺を指す。ホワイトペーパーに記載された権限な価格上昇を保証する「投げ売り防止」機能としてロックがかけられていた。プロジェクトの規約により、投資家は$SQUIDを購入しても自由に売れず、投資家の資金を拘束した上で、資金200万ドル相当(約2億2700万)を売り抜け行方をくらましたとみられる。

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